2018年秋ドラマの中で注目を浴びているものと言えば「中学聖日記」。
人気ドラマを生んでいるTBSの火曜10時枠ということはもちろん、ヒロインの有村架純さんの相手役をこれまで演技経験ゼロの男の子が演じるというのですから、これは目が離せません。
それが岡田健史くん。
高校卒業から半年で有村架純と共演だなんて、ミラクルとしか思えませんが、岡田くんが起用された理由は彼が演じる黒岩晶という役柄にありました。
さて、岡田健史くんはどんな少年を演じるのか。
原作を元に検証してみます。
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中学聖日記に岡田健史が起用された理由
「中学聖日記」のストーリーを簡単に言うと、有村架純さん演じる中学校の先生と岡田健史くん演じる中3の男の子が互いに惹かれ合い、そこから動き出す物語。
原作は現在連載中の人気漫画ということで、主演は有村架純さんが演じることが判明していたものの、相手役をどんな男の子が演じるのかが、早い時期から話題になっていましたね。
ネットでは、「やはりジャニーズの若手なのでは…」という声が多かったような記憶がありますが、今になって考えると、見事な肩透かしでした。
内向的で世間知らずな美少年「黒岩晶」を演じることになったのは、岡田健史くん。
ドラマ開始の半年前まで普通の高校生だった岡田くんは、本格的な演技経験もゼロ。
なのに、なぜ今回の大抜擢だったかと言うと、逆にその素人感がよかったのか、番組の制作サイドが探していたのは
「少年と青年の間にいるような、素朴な子」
この条件がピタリと当てはまるような男の子を探し求め、オーディションを繰り返していたようですが、1年ほど全く手応えがなかったと言います。
が、そんなところへ登場したのが岡田くんだったというわけです。
岡田くんには、
「純粋で良い意味で洗練されていない、今どきの子にはなかなかない魅力があった」
のだとか。
後述しますが、高校3年まで野球に打ち込み、九州の片田舎でスポーツに打ち込んでいた男の子ですから、まさに磨けば光る原石発見と言ったところだったのでしょう。
そして、プロデューサーも相手役の有村架純さんも口をそろえて言うのが、岡田くんの目、眼差しがいかに素敵かということ。
確かに、岡田くんの黒目のはっきりした目は力がありますよね。そんなに口数が多いわけでもない黒岩晶という少年を演じるにあたって、「目」はとても大切な要素に違いありません。
ちなみに、原作者のかわかみじゅんこさんは、有村さん演じる聖(ひじり)の「手」を意識して描かれたのだとか。
岡田くんの目と一緒に、有村さんの「手」にもご注目くださいね。
黒岩晶という役柄は?
岡田健史くんが演じることになった「黒岩晶(くろいわあきら)」。
岡田くんを追い求めて1年もオーディションが続けられたという独特の存在感を持つ少年ですが、いったいどんなキャラクターなのでしょう。
ドラマの公式ホームページで明らかになっているあらすじはまだわずかですが、原作のかわかみじゅんこさんによると、原作とは少し違った展開になっていくとのこと。
でも、基本的なところの人格設定は変わらないと思いますので、原作を元に「黒岩晶」についてどんな男の子なのか見てみたいと思います。
いくつか挙げられるポイントはあると思いますが、まず恋愛には鈍感ということ。自分のざわつく胸の内の正体が「恋心」と知るまでにかなり時間がかかるところを見ると、このことがよくわかると思います。
すれてないし、世間を知らないとも言えますよね。
それと私が思うのはとにかく素直だということ。
思春期独特のもどかしさはありますが、自分の心に素直にまっすぐに行動できる少年が黒岩晶なのではないかと思います。
その素直さが時には人を驚かせたり、傷つけたりするんでしょうけど。
そして、何と言っても美少年というのは外せないポイントでしょう。
「え?そこ?」と言われるかもしれませんが、やはり晶が美少年だからこそ成り立つストーリーバランスだと思うんです。原作を読んでも、やはり晶が美しいルックスだからこそ、胸を締め付けられるような感情が湧いてくるのではないか、と個人的には思っています。
そう考えると、やっぱり黒岩晶を演じる岡田健史くん、ピッタリですね~。
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元高校球児の将来は?
実は、個人的に、岡田健史くんに注目しているのにはワケがあります。
それは、岡田くんの出身高校が私が住む長崎にある創成館高校だということ。
スポーツが盛んな、地元でも人気も元気もある私立高校ですが、岡田くんは大所帯の野球部に所属し、キャッチャーとして当時活躍していました。
我が家の高校生の娘も彼の存在を「創成館にイケメンのキャッチャーがいる」として認識していて、まさかあの水上くん(岡田くんの本名は「水上恒司」)が有村架純の相手役とは!?とビックリしています。
元々、福岡出身ということで、強豪の創成館に越境入学してきたわけですが、地元の高校からこんなスター(言い方が古いですね…)が生まれるなんて、嬉しい限りです。
ちなみにですが、この創成館高校野球部、今年の夏の甲子園を沸かせた大阪桐蔭が新チームを結成し、その戦績は41勝1敗でシーズンを終えました。この悔しい1敗の相手が創成館だったのです。す、すごいことでしょ??
プチ情報でした。
180cmという長身に整った顔だち、そして秘めた演技の才能、これからの岡田健史くんの活躍が楽しみですね。
岡田くんがどんな「黒岩晶」を演じるのか、とにもかくにもドラマ必見です。
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