毎年、私も楽しみにしている箱根駅伝。
いや、楽しみにしているというより、テレビ番組の中で一番好きな番組です。

2日間をかけて、箱根までの往復217キロを走る大学生の姿には感動しかないわけです
が、そのランナーたちにそっと寄り添っているのが「先導車」です。

2018年もトヨタが先導車を提供しているそうですが、どんな車が走るのでしょうか。
そして、どんなドライバーの皆さんが運転しているのでしょう。

今回は、影の存在ながら、箱根路の2日間を力強くサポートする先導車について迫ってみます。

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箱根駅伝2018の先導車は?

2018年も昨年に続き、トヨタ自動車が先導車を提供しています。

これまでには、三菱やホンダが先導車を提供していますが、2011年からはトヨタが全車を提供しているようです。

今回の提供数、全部で36台
あれ?やめに多いな…と思った方もいると思いますが、各校の監督たちが乗り込むサポート車以外にも、大会本部車や救護車、共同カメラ車などすべての車を提供していますので、この台数になるわけです。

車好きの方にも注目を浴びるのが、審判長が乗る「大会本部車」。
今回、この車はプリウスPHV GR SPORT

そして、学連の会長が乗る「大会会長車」がMIRAIです。

「PHV GR SPORT」は、昨年使用されたPHVのスポーツ仕様車
2017年の箱根駅伝で、翌月発売予定の「PHV」がいち早くベールを脱いで先導車として使われ、車ファンをどよめかせましたが、そのスポーツ仕様車である「GR SPORT」は2017年9月に販売開始になったばかり。

今回は販売後とは言え、長時間乗車する箱根駅伝にの先導車にスポーツ仕様のこの車が選ばれたことに驚く方も多いと思いますが、GRブランドの中でもこのグレードは入門車としての位置づけらしく、専門家に言わせるとぴったりのチョイスなんだそうです。

そして「MIRAI」は、世界で唯一の量販型燃料電池車。長時間を走るのには、環境の面を考えてもうってつけの車のようです。

そして、各校の監督たちが乗り込む車としては、今年も
エスクァイア
ヴォクシー
ノア
の3車種が準備されているようです。
う~ん、さすが日本のトヨタが送り出した布陣。すばらしいラインナップですね。

どんなドライバーが運転してる?

今回、初めて知りました。
先導車を運転するドライバーもトヨタが提供しているんですね。

それも、何とみんな自動車学校の教官たちが乗り込むそうです。

自動車学校の先生と言えば、運転のプロ。
それも、公道を決まりを守ってきちんと走る安全運転のプロです。
確かに、これ以上の適任者はいないかもしれません。

ちなみに、この教官の皆さんは、東京の立川市にあるトヨタドライビングスクール東京の先生たち。トヨタの支店の位置づけのこの学校は、東京都で初の自動車学校として開校し、60年を超える歴史があります。
ますますの安心感です。

白バイのドライバーは紹介がされますが、先導車の皆さんはまったく触れられることはありません。
ぜひ、この記事を読んだ方だけでも注目してもらえると嬉しいですね。

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トヨタの協力は箱根駅伝が魅力的だから

日本を代表する企業トヨタが、ここまで箱根駅伝をバックアップするのも、やはり箱根駅伝が持つ魅力が多彩だからだと思います。

20校と学連選抜、合計21チーム210人の一人一人が織りなすストーリーが、2日間の駅伝で大きくクローズアップされます。
いろんな思い、決意を胸に箱根に挑む大学生ランナーの真剣な走りは、毎年、私たちを感動させてくれますもんね。

そんな競技だからこそ、トヨタが社をあげてサポートしてくれるのだと思います。

ま、長いことテレビにも映りますから、すごい宣伝効果にはちがいありませんが。
ランナーだけでは成りたたない箱根駅伝。

それをサポートする多くの人達のことにも思いをはせながら、今年も箱根駅伝を楽しみたいですね。

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