2018年秋のドラフト1位の呼び声も高い、報徳学園の小園海斗(こぞのかいと)くん。

「小園」という少し珍しい名字ゆえに、タレントのヒロミさんが親ではないのかと言う噂が…。確かに、ヒロミさんちの次男は高校球児でしたよね。何かつながりがあるんでしょうか。

小1から野球を始めたという小園海斗くんですが、スポーツマンの裏に立派な母親の姿があるのは、よくある図式。どうも小園家も多分にもれず、母親の大きな力があるようです。

今回は、報徳学園の小園海斗くんの親、母親について迫ってみます。

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小園海斗の親はヒロミ?

第100回となる夏の甲子園に、東兵庫代表として出場する報徳学園

野球で報徳と言えば、かなりの名門校ですが、報徳ではもちろん、今回の大会の出場選手の中でも大注目を浴びているのが、小園海斗くんです。

「あれ? 小園って名字、聞いたことがある!」
「それって、ヒロミの本名じゃない?」
「あれ? ヒロミの息子って高校球児じゃなかったっけ?」

ということで、小園海斗くんの親がヒロミさんじゃないのかという噂があるようですが、

違います!

確かに、ヒロミさんの次男・隼輝(としき)さんは成城学園野球部で甲子園を目指す高校球児でした。が、2016年の夏に最後の甲子園の切符を手にすることはできず、現在はそのまま成城大学に進学されているようですよ。

ちなみにこちらがヒロミさんの次男です。

小園海斗の母親とは?

小園海斗さんは小1から野球をはじめ、リトルリーグ、シニアリーグでも世界に出ていくほどの実力をつけてきました。

そして、その影にいたのが、母親のこずえさんだと言われています。

こずえさんは、元サッカー選手

埼玉の本庄第一高校を卒業し、22歳まで日本女子サッカーリーグで活躍していたそうです。

今では、日本女子サッカーリーグを「なでしこリーグ」と言いますが、その前身である「Lリーグ」の時代、旭国際バニーズ(現在のバニーズ京都SC)というチームでMFを務めていたと言います。

小園海斗くんは50m 5秒8の「俊足」ということで知らせていますが、母親のこずえさんも、現役時代、何と女性ながら6秒後半のMFだったのだそう。

は、早すぎですね。

こずえさんは、自分が愛したサッカーを息子にもさせたかったのか、幼い海斗くんの枕元にサッカーボールを置いていたにもかかわらず、全く見向きもしなかったとか。

そして1歳になる前からキャッチボールを始めたと言いますから、野球の道に進んだことは運命だったのかもしれませんね。

母親・こずえの支え

母親のこずえさんは、生まれつきのすばらしい身体能力を息子に受け継いだだけでなく、物心両面で海斗くんを支えたようです。

最近は細身の高校球児が多いように思いますが、やはりプロの道を目指すなら、体格が大事なのは言うまでもありません。
こずえさんは海斗くんにとにかく手料理を食べさせ、弁当は2リットルの容器に白米をぎっしり持たせ、家に帰って来るとどんぶりご飯2杯が日課。
その努力の結果、体重を80キロまで持って行くことができたそうです。

また、2017年の夏にカナダで行われたU-18のW杯の際には、たくさんの差し入れを持ち込んで、応援に駆けつけたとか。

でも、子供のスポーツに一生懸命になる親は多いもので、俊足のDNAを息子に受け継ぐことを除けば、食事の面でのサポートなどはよくある話です。
こずえさんがすばらしいなと思うのは、小園くんの野球に対する姿勢

「ドラフト1位」などという言葉がちらつくと、少し欲も出てくる気もしますが、小園海斗くんは本当に真剣に野球に向かっています。
その証拠が、外野フライになるような球でもその俊足を生かし、とにかく懸命にベースの間を駆け抜けるんです。
これぞ、高校野球の醍醐味だよなぁと思わずにはいられないですね。

そして、こんな姿勢は一朝一夕に身につくものではありません。
ということは、やはり母親のこずえさんの教育の賜物だと思うんです。
こんな選手にこそ、ぜひ記念の大会を勝ち抜いてほしいですね。

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天才級の守備でドラフト1位

実家が報徳学園に近いということで、幼い頃から、報徳学園野球部に憧れていたという小園海斗くん。

打撃はもちろん、守備も天才級のようですが、それって決して「天才級」であって「天才」ではないんですよね。
やはり、小さい頃からの練習の積み重ね、体格についても努力をして、今の実力があるんだと思います。
だから「天才」で済ませてしまうのは申し訳ないような気がするんです。

肩はそれほど強くないという評価もありますが、それをカバーできるくらいの走り出しの速さがあるので、守備も天才級ということですが、それも練習を重ねる中で培われたものでしょう。

甲子園の100年の歴史では、これまでいろんなヒーローが誕生してきました。

でも、野球って、1人の天才がいても勝てないスポーツです。100回の記念大会で、その野球の難しさ、奥深さ、面白さを小園海斗くんで味わえるのではないかという気がしています。

がんばれ、小園海斗くん! 応援しています。

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