2018年7月2日に桂歌丸さんが亡くなって、初めての笑点が放送されました。
オープニングでは、黒い着物に身を包んだ笑点メンバーが一列に並び、歌丸さんについての思い出を語りました。
泣けましたね…。
中でも、いつも歌丸さんに憎まれ口を叩いていた三遊亭円楽さんは、袈裟を身にまとい登場しました。袈裟を身にまとっていた理由は何だったのでしょう。
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円楽の笑点での歌丸愛
毎週日曜の笑点は、我が家では定番の番組。
夕食がいつも早いので、家族で食卓を囲みながら笑点を見るのが習慣です。
特に、高校生の長男はいつの頃からか笑点の大ファンなので、今回の笑点も楽しみにしていましたが、オープニングから黒い着物のメンバーとすばらしい笑顔の歌丸師匠の写真に、現実へと引き戻されました。
歌丸師匠の追悼番組となっていましたが、こんな日が本当に来てしまうとは。
今回さえも、憎まれ口をたたく円楽さんでしたが、大喜利の最後に
「ジジイ!早すぎるんだよ!」
と叫んだのには、歌丸師匠への「愛」しか感じませんでしたね
円楽が袈裟を着ていた理由
オープニングの場面で、黒い着物の上に袈裟をまとっていた円楽さん。
なぜ?と思った方もいるかもしれません。
円楽さんは、六代目円楽。
師匠である五代目円楽さんが群馬にある曹洞宗の寺院の住職と懇意にしていたことから、すでに群馬に墓も建て、2016年3月には出家もされています。
ということで、僧侶の資格を持つということで、今回の袈裟となったのでしょうね。
歌丸師匠の生前は、笑点直前に放送される「もう笑点」で歌丸さんの葬式のプロデュースプランも披露したことのある円楽さんですが、まさか本当にそんな日が来るとは、そのあまりの急さに円楽さん自身が驚いたことでしょう。
ちなみに、実際の葬儀には、円楽さんは仕事のため参列できないそう。最後の絡みを期待していたファンも多かったと思いますから、少し残念ですね。
でも、弔事を読むのが、
三遊亭小遊三さん、柳亭市馬さん、桂米丸さんとそうそうたるメンバー。
さすが、歌丸師匠ですね。
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「ジジイ」も熱い歌丸愛
ここ数年の笑点では、歌丸師匠と円楽さんの絡みは、笑点の笑い定番だった気がします。
若い頃はいろいろと世間を騒がせ、最近でも不倫騒動などがあり、歌丸師匠にとっても世話のやける存在だったはずの円楽さん。
笑点のどんなメンバーにも「さん」付けで名前を呼んでいたというエピソードが、本当に歌丸師匠らしいなと思うわけですが、特に円楽さんについて大きな愛情を持って接していたのだと思います。
「ジジイ!早すぎるんだよ!」
こんな悪態にこそ愛がたっぷり詰まってますね。
歌丸師匠のご冥福をお祈り致します。
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