第37回大阪国際女子マラソンで、マラソン初挑戦の松田瑞生選手が初優勝という快挙を成し遂げました。

ダイハツで走る松田選手ですが、地元の大阪を走るということで楽しく走れたとか。

笑顔と大阪弁がテレードマークのような松田さんですが、マラソン後も42キロを走ったとは思えないようなテンションでしたね。

母親の助けもあって調整もバッチリだった様子ですが、松田さん、実は「ナニワの腹筋女王」と言われるほどの腹筋の持ち主。
なぜにそこまで腹筋を鍛えるんでしょう?

今回は、瀬古利彦さんに「ニューヒロイン」と言わせた松田瑞生さんに迫ってみます。

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松田瑞生(ダイハツ)は腹筋女王!

ナニワの腹筋女王」という異名を持つ松田瑞生さん。

こんな名前で呼ばれるくらいですから、かなりの腹筋なわけですが、それがどれくらいかと言うと「血管が浮き出るくらい」なんだそうです。

そもそも腹筋を鍛えることになったのは、体を反ってしまうクセがあるから。
それも、素人が腹筋と言うとお腹のあたりをイメージしますが、松田選手が意識しているのは腹斜筋と言われる横側の腹筋を鍛えること。

そのために行う日々の腹筋は、少なくて2000回、多い時は3500回をほどになるそうです。
もはや、どうやって数えるんだろう…というレベルですね。

ちなみに2017年は1年間で219,520回腹筋をしたと言いますから、す、すごいの一言です。

松田瑞生は母親の助けで初マラソン初優勝!

今回の大阪国際女子マラソンで、松田瑞生選手がゴールテープを切った後、駆け寄った母親の明美さんとのあつ~い抱擁は、とても印象的でしたね。

そして、テレビの画面からも聞こえて来そうな、お二人の賑やかな大阪弁での会話。松田選手の明るく前向きなキャラクターは母親譲りなんだなと思ってしまいました。

その母親の明美さんは、大阪市内の自宅で、鍼灸院を営んでいらっしゃるそうです。
そしていつも松田選手をサポート。

今回のマラソンでも、前々日、前日と入念なメンテナンスを施し、娘を送り出したと言います。その時、明美さんはその仕上がりの良さに気付いていたらしく、今回の成績も予想できたようです。

さすが母親ですね。

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高橋尚子との共通点に期待!!

今回、テレビでの解説を担当していたシドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さん。

高橋さんも、松田選手について「度肝を抜かれた」というくらい、今回の松田選手の走りはすばらしいものだったようです。

そして、金メダリストとこの松田選手には共通点がありました。
それが、今回始めに書いた「腹筋」です。

高橋さんも腹筋2000回を日課にし、鍛えた腹筋が金メダルの原動力となったとも言われています。
そして松田選手も腹筋は誰にも負けないというくらいの人。

腹筋が鍛えられていることで走りの推進力となり、特にマラソン後半に生きてくるんだとか。

最近の日本選手はケガも多く、国際舞台で活躍を見ることが遠のいていましたが、松田選手はそういう意味でもニューヒロインと呼ぶにふさわしい人物なんだと思います。

東京オリンピックまでは、まだ選考会なども続きますが、ぜひ母・明美さんの力も借りて、実力を発揮してほしいと思います。
もう期待しかないですね!!

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