昨今、騒ぎの絶えない相撲界ですが、今注目の春日野部屋の幕内・栃ノ心が初優勝を果たしました。

30歳にして初優勝の栃ノ心は、これまでいくつもの壁を打ち破りながら、苦労を重ねて優勝にたどり着いたようですが、今回の活躍は嫁のニノ夫人の力が大きいよう。

2016年に結婚したお二人ですが、一体、どんなお嫁さんなのでしょうか。

夫婦ともに出身地はジョージアだそうですが、聞きなれない国ですね。どこにある国かについても調べてみたいと思います。

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栃ノ心が結婚した嫁とは?

幕内の栃ノ心が優勝を果たしました。

平幕としては6年ぶりの優勝だそうで、暗く落ち込んだ相撲界に明るい光を投げかけてくれた気がします。

快進撃で小結まで上り詰めながら、ケガで幕下55枚目まで落ち、その後またもや快進撃を続け幕内に復活。

小結で10勝しながらも昇進できないという苦汁も舐めたようですが、今回の優勝でこれまで12年間頑張ってきた苦労も報われたのではないでしょうか。

そして、今回の平幕優勝を影で支えたのは、嫁のニノさんだと言われています。

ニノさんは栃ノ心と同じジョージアの出身。
2015年に入籍し、翌年結婚式をあげたお二人ですが、幼なじみという間柄だそうです。

2015年の秋場所では、2勝5敗という成績のところへニノ夫人が来場。するとそこから連勝し、結果、敢闘賞を取るに至りました。それ以降の場所も負け越しが多いものの、技能賞や金星もとって今回の優勝にはずみをつけたようですね。

幼なじみと言うと、わが家もそうなんですが、時間が経ってお互いが空気のような存在になりがち(苦笑)。

でも、披露宴でのニノさんのドレス姿にほれ直したという栃ノ心関ですから、ニノさんのために頑張ろうと心新たにされたはずです。

お二人の仲の良さは、師匠の春日野親方もよくご存知だったようで、それほど力強くニノさんがサポートされていたということでしょうね。

栃ノ心の出身地・ジョージアという国

栃ノ心とニノさんの出身地「ジョージア」。この国の名前を初めて聞きましたが、「グルジア」と言えば、耳馴染みのある方も多いですよね。

2015年4月までは日本も「グルジア」と呼んでいましたが、これはロシア語名。これが英語名だと「ジョージア」となるようで、ロシアとの不仲が際立った頃から「ジョージア」となったようです。

元々、栃ノ心はジョージアで柔道とサンボをやっていたそう。
サンボとはソ連で開発された護身術で、ヨーロッパで一位になったこともある栃ノ心。とにかく練習熱心だったようですが、本人は柔道に励む毎日だったとか。

ヨーロッパ出身で初の関取になった黒海にすすめられて、相撲の道に進んだそうですが、もし相撲を選ばなかったら柔道でジョージア代表になっていただろうと話されているようなので、今回の平幕優勝も偶然ではなく必然かもしれませんね。

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栃ノ心の平幕優勝がもたらすもの

日馬富士の暴行事件から何かと騒がしい相撲界。

つい先日、春日野部屋に所属していた元力士の暴行問題が浮上し、春日野親方の言動が問題になる中、親方自身も過去に弟子をゴルフクラブで殴ったことがあると報じられました。

そして、そのゴルフクラブで殴られた力士こそ、今回優勝した栃ノ心だったのです。

当時、門限破りの常習犯だったという栃ノ心。一度は部屋から逃げたものの、数日経って戻り、親方に謝罪したことで角界に残ることができたようです。

これまでの親方のサポートがあればこその、今回の優勝なんでしょうが、今回の事件の経緯が明るみになっているだけに素直には喜べませんね。

1つの部屋の中で、この短期間に起きた2つの出来事。プラスマイナスゼロというわけには行きませんが、今回の優勝が部屋に新しい風を吹き込んでくれたのは確かだと思います。

この風を絶やさないよう、角界の皆さんには精進してほしいものです。

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