中2で会社を起こし、高1で母校のインターナショナルスクールを買収!?

すべてが驚きの経歴ですが、そんな女性がいるんです。それも、現役大学生という仁禮彩香(にれい あやか)さんです。

小学校に入学した頃から、学校のシステムに違和感を感じたという仁禮彩香さんですが、やはりご両親の影響が大きいんでしょうか?
父親、母親がどのような方なのか、とても気になりますね。

今回は、現役慶應大学生の仁禮彩香さんについて迫ってみたいと思います。

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仁禮彩香の父親・母親とは?

幼稚園は、湘南インターナショナルスクールに通っていた仁禮彩香さん。

幼稚園自体の教育が、何か問題が起こったときに

「“なぜそう思ったのか” “なぜそのようにしたいのか”、一人ひとりの考え方を聞き、みんなが納得できるプロセスで、子どもたち同士が話し合い解決をしていく。」

というスタンスで子どもたちに臨ませる。
そんな教育を徹底する幼稚園だったそうです。

それが染み付いた頭で公立小学校に進学した時、仁禮さんは、その教育方法に違和感を感じてしまいました。だって、普通の小学校なら、答えもその理由も先生が教えてくれて、教科書に書いてあることや先生が話すことが正解、とされていますからね。

日々の生活の中で、小学一年生ながら疑問だらけの毎日。そして、その思いをご両親に話し、自分が通いたい学校は、かつて自分が学んだ幼稚園のような場所だと伝えたと言います。

ここからです。仁禮さんの両親がさすがなのは。

両親は、その足で仁禮さんを車に乗せ、インターナショナルスクールの校長先生のところに連れて行ってくれたそうです。そして、幼稚園の先生は1年で小学校を作ってくれたと言います。

きっと仁禮さんの必死の思いが伝わったのでしょうが、仁禮さんのご両親が子どもの思いを子供扱いせず、一人の人間の思いとして活動に移してくれたことがすごいですね。

両親は、父親はサラリーマン、母親は普通の主婦だそうです。

小学校を地元の公立小学校にの通わせるところからも、飛び抜けて上流の家庭ということではないのでしょう。

小学1年生の子どもの考えを、社会の常識に当てはめず、それがかなう道をともに探してくれたことが、仁禮さん自身の自己肯定感を育てたに違いありませんね。

仁禮彩香の母親の質問力が神

両親は子どもに常に歩み寄り、環境ということで言うと、周囲の大人たちに恵まれて育った感のある仁禮彩香さん。

個人的には、特に母親のスタンスがすばらしいなと思います。
両親ともに、子育てに関わることが理想ではありますが、父親がサラリーマン、母親が主婦の場合、子どもと多くの時間を過ごすのは「母親」でしょう。

そして、そんな仁禮さんの母親は、仁禮さんがさまざまな疑問を持ったり、考えを主張する時、
「なぜそう思うの?」
「どうしたいの?」
と常に質問形で娘に接し、こうしなさいと言うようなことは決して言わなかったそうです。

これが当たり前のスタイルになり、仁禮さんにとっても、母親の質問に返答することで、自分の思いをまとめ上げ、仁禮さんが言う「自己認識」が次第にできる自分に成長したのではないかと思います。

一貫した親の態度とその継続。これが仁禮彩香さんという人を作り上げたんでしょうね。
親の重要性を改めて感じます。

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仁禮彩香の中学選択がかっこいい

仁禮彩香さんのことをネットで知り、その経歴にビックリしました。

インターナショナルスクールの幼稚園から公立小学校へ進んだものの、違和感を覚え、インターナショナルスクールの校長先生に懇願し、小学校を設立してもらい、そこへ転入。

きっと他に例のない子どもさんだと思います。
そしてまた驚くことに、中学校はまた一般の中学を選択したと言いますから、傍から見るとわけがわかりません。

小学校で自らが教材選びや授業内容にも関わり、一般の学校と離れることで、逆に日本の教育の現実を知ることができたという仁禮さん。そのことをしっかりと確認するために、今度は一般の中学を「あえて」選択したんですね。

「そう来るか〜」とうなってしまう選択ですね。

そして、実際の中学校で学校というものの現実を見、冷静な分析のもと、起業という行動に出たんですね。

小学校卒業と同時に一般の中学を選んだことも、
中学2年で起業したことも、
そして高校生で母校のインターナショナルスクールを買収したことも、

しっかりとした根拠と考えがあり、それを保護者であるご両親も認めて来られたのでしょう。

その時々でどう両親が動かれたかはわかりませんが、常に子どもの意見を聞く、傾聴の姿勢がそこにはあったのではないかと思います。

なかなか難しい態度ですよね、これって。
どこまで子どもを信じ、支えることができるかどうか、同じ親ながら、私だとここまで子どものことを信じられるだろうかと考え込んでしまいます。

しかし、それにしてもよい刺激をもらいました。
まずは子どもへの声かけ。ここから真似てみたいものです。

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