登山家の野口健さんとの親子登山とかわいいルックスで、一気にメディアの注目を浴びることになった娘の絵子さん。

2019年からニュージーランドの高校に通われていますね。
中学から親元を離れ、高校も異国の地で過ごすことを決めた絵子さんの思いが感動的です。

今回は、野口健さんの娘・絵子さんがニュージーランドの高校を選んだ理由について書いてみます。

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野口健の娘・絵子(えこ)

野口健さんが妻の靖子さんと結婚したのは、2003年。
その翌年、娘の絵子さんが生まれました。
できちゃった結婚だったようですね。

世界の山々に挑戦をしながら、月に一度会えるかどうかという遠距離恋愛の末の結婚だったようです。

その後、1年ほどは夫婦で暮らしていたようですが、それからは野口健さんは千葉の一軒家で、妻の靖子さんは東京で、と夫婦別居をされていたよう。
娘の絵子さんは、東京・世田谷で母と暮らしてきました。

ちなみに、これは仲が悪いというより、野口さんがお互い日常にも気をつかうような仲でありたいという思いからだったよう。夫婦にはそれぞれの生活スタイルがあるものですね(羨ましい・・)。

絵子さんは、そんな夫婦の中でもすくすくと成長し、小学校は世田谷区立桜町小学校に進学。

中学は、イギリスの立教英国学院中学部に進んでいます。

ここは、父親・野口健さんの母校でもある日本人学校。
野口健さんは、父親が外交官だったということもあり、幼い頃から世界を転々としてきた過去を持ちます。

そんな父親のすすめもあってか、中学から異国の地へ単身旅立った絵子さん。

日本人学校とは言え、そこは異国。
家族もおらず、文化も違う暮らしの中で、戸惑いも多かったはずですが、演劇部に入って活躍するなど、着実に大人への道を進まれたようですね。

野口健の娘・絵子がニュージーランドの高校へ

絵子さんが通っていたイギリスの中学は、中高の一貫校です。

大学もエスカレーター式で行けるので、外国という地でさまざまなものを吸収するには、満足のいく環境でもあったと思います。

しかし、絵子さんは、高校への進学を前にし、父の健さんにこんなことを言ったと言います。

「お父さん、私はもっと世界を見て、もっと世界を感じたい。ヒマラヤへ連れて行って」

父・健さんはこれを受け入れ、絵子さんが中学3年生の時に、親子でヒマラヤ登頂を果たします。
そして、ヒマラヤを後にするとき、こう父親に告げました。

「私の悩みなど、なんて小さく、何と私はちっぽけな存在なんだろう。そう思うと涙が出てきた」

そしてまもなく、高校は中高一貫校にそのまま進学するのではなく、ニュージーランドの高校に行くことを決意します。

イギリスと同じ英語圏ながら、絵子さんが通っていた中学は日本人学校。英語への不安が一番だったようですが、まず1ヶ月間語学学校に通い、そこから高校に入学されています。

高校の名前などは明らかにしていませんが、寮に入り、最初こそ戸惑いもあったようですが、本領発揮で友達も増えているよう。

寮生活ではルームメイトがいるようですが、進んで現地出身のルームメイトとの同室を希望したり、休暇はオークランドを満喫しまくまっていたり、志高くニュージーランドにやってきた女の子も、ブログでの様子は女子高生そのものです。

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絵子の高校留学前夜の親子対談がステキ

絵子さんがニュージーランドに旅立つ前夜、野口健さんと対談をされています。
と言っても、親子の語らいですが、お互いの言葉づかいが一定の距離を持っていて、対談感を醸し出しています。

15歳での単身の留学で、誰もが緊張して当たり前の状況だと思いますが、絵子さんは父親の心配をよそに「不安より楽しみ」と言ってのけます。
親としては、頼もしくもあり、寂しくもあり、と言ったところかもしれません。

私が印象的だったのは、父親・健さんが語った「自由」についての話。

若い頃は可能性は無限大とは言うものの、結局選択できるものは1つだけ。
だから、その道を選んだなら、そこに向かって進んでいかないといけない。
それは小さな小さな針の穴に入って行くことに似ている。
というお話です。

そこを何とかくぐり抜けて、次の道につながって、とうまく進んでいけばいいのでしょうね。

でも、その選択の1つ1つを選び取ることは、逆に言えば、他を捨て去ることであって、自由、自由と言いつつ、それは苦しいことでいあると、経験からわかっていますからね。

他にも、キリマンジャロに登頂した時、数年に一度の悪天候の中でも、決して弱音を吐かなかった絵子さんのこと。

また、メディアに出演することが増えてきた絵子さんが、「伝えると伝わる」の壁にぶち当たってしまった話など、出来事の一つひとつから絵子さんの成長がしっかりと見えてきます。

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野口健の娘・絵子についてのまとめ

お互いに敬語をつかい、「パパ」「絵子さん」と呼び合う野口健さん親子。

おそらく、普通の家庭ほど、幼い頃から一緒に暮らしているわけではないはず。でも、そこにはなんだかんだ、母親の靖子さんの教育があったのではないかと思っています。

普通、中学から異国の学校へ通わせることなんて、親ならばためらいます。
それも旦那さんの母校を選ぶとは、別居生活が長いとは言え、夫婦間の信頼があってからこそなのでしょう。

絵子さんの名前の由来は、野口健さんのライフワークでもある「清掃登山」にも代表される「エコ」から。

名前に込められた親の思い、そして両親から譲り受けた知性、才能などを見事に実らせていますよね。

これから世界をまたぎ、いろんなことを吸収して、どんな道に進まれるんでしょうね。テレビ映りもすばらしいので、いろんな可能性がありそうです。
父親が心配する可能性は無限大からの針の穴も、スイスイくぐり抜けていく勢い!!

野口絵子さんの活躍に期待しています。

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