すごいすごいと言われて久しい将棋の藤井聡太さん。
今は、藤井七段ですが、棋聖戦のタイトルを獲得したことで「藤井棋聖(きせい)」と呼ばれるようになりました。

高校生ながらタイトルを獲ったことで、今騒がれているのが、2020年の年収予想

下世話な話のような気もしますが、勝てば勝つほど稼げるのが、プロ将棋の世界。
実力が年収に比例するということで、その年収は今の藤井聡太棋聖の力そのものを表しているんですよね。

今回は、そんな藤井聡太棋聖の2020年の年収を予想してみます。
2019年度の年収は2108万円。それをどれくらい超えてくるんでしょうね〜。

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藤井聡太の2020年の年収をズバリ予想

プロ将棋の世界って、聞けば聞くほど複雑です。

藤井聡太棋聖が稼ぎ出す年収には、いくつかあります。

・基本給(順位戦での対局料含む)
・タイトル料
・一般公式戦の賞金
・その他対局料

CMなどには出ていませんので、今のところ、こんな内訳になります。

プロ棋士がもらえるのは、まず基本給です。

そもそも、プロ棋士は階級があって、名人の下に、
A級・B級1組・B級2組・C級1組・C級2組の順で各級があり、それぞれの組で1年をかけて順位を決めるリーグ戦が行われます。

ちなみに、藤井棋聖はB級2組
え?A級じゃないの?と思ってしまいましたが、このランクは1年に3名しか上がることができないので、プロになってまだ日の浅い藤井棋聖はB2なんですね。

元々、三段から四段に上がることで、晴れてお金をもらえるプロになるわけですが、この四段に上がれるのは年に4人。超狭き門ですね〜。四段がC級2組というのが、大体の目安です。

四段に上がってからは、1年をかけてのランク内での順位戦。ここでの対局はトーナメントではなく、誰でも1年に10局戦います。ここでの対局料も大切な収入です。

この対局料の他にも、前年の実績によってもらえる配当や年功でもらえるものもあります。

これらを含めた基本給が、藤井聡太棋聖の場合、2020年は500万円程度

そして基本給の他に、プロ棋士がもらえるのは、タイトル料です。

藤井聡太棋聖は、今年は7月16日に渡辺明名人・竜王をやぶり、新棋聖のタイトルを手に入れています。この棋聖戦のタイトルは、タイトル料が非公表ですが、ちまたでは1000万円弱ではないかと言われています。(500万とか700万との推測もありますね)

そして、2020年8月20日には、王位戦に決着がつき、もしここで木村王位に勝ってタイトルが取れれば、タイトル料1000万円を獲得します。

ここまでで、1500万円程度は確定しています。
そして王位を取る確率もかなり高いようで、そうすると2500万円

王位戦が終わったら、今度は年末に向けて竜王戦。
こちらは賞金がデッカい!!
竜王に挑戦する決定戦まで行けば、それだけで1000万円。
勝って竜王となれば4400万円。負けても1650万円がもらえます。

しかし、この竜王の決定は年末のため、年収ランキングなどには翌年に反映されるようです。

ということで、王位のタイトルをとれれば2500万円は確定し、かつ、対局も2019年より増えることが予想されています。タイトル戦以外の一般戦もありますので、その対局料なども加えると少なく見積もっても3000万円は確実のようです。

年末の竜王も万が一獲るようなことになると、2021年はいよいよ億の世界が見えてきます。
ランキングを示すレーティングでも、8月8日現在で1982.4と一位をひた走っている藤井聡太棋聖。
何だか、人ごとながら、我がことのようにウキウキしてきますね。

藤井聡太の年収の使い道は?

現在、高校3年生の藤井聡太棋聖。
将棋を打つときこそ、プロの目になりますが、普段は至って普通の高校生だと言います。

生活の多くの時間を将棋に注ぎ込んでいる藤井棋聖ですが、いくら年収が増えても、あんまり使う場面もなさそうですね。

いつも報道される食事などは、自分で払うんでしょうが、あとは普段の持ち物ぐらいでしょうか。
最近、やっと着物姿を見せてくれた藤井棋聖ですが、普段はスーツ姿にスニーカー
スニーカーは、中学生の頃から、フランスのパトリックがお気に入りのようですね。
スーツも、高校生とは言えど、真剣勝負にのぞむわけですから、それなりのものを選んでいるでしょう。

リュックサックも高校生になってからは、吉田カバンのPORTERになって、少し大人な感じになってきましたね。

最近では、藤井棋聖がしているマスクも注文が殺到しているようです。
こちらは、福井県坂井市の小杉織物の「夏用涼やか絹マスク」
お値段は税込みで1980円。和風な格子柄がかっこいいマスクです。
ネットでの予約注文になっているようです。

棋聖戦で見せてくれた着物については、師匠の杉本八段が京都の呉服店で仕立てて贈ってくれたもののようですね。

これから、着物や持ち物に気をかけるにしても、高校生で数千万円の年収だと、残りはご両親がしっかりと貯金されているのでしょう。

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まとめ

2020年の藤井聡太棋聖の年収について調べてみました。

基本給が500万円は固く、
タイトル料の確定が1000万円弱。
王位のタイトルも穫れるのではないかと言われているので、これでまた1000
万円。
その他の一般戦や対局料も入れると3000万円

中には5000万円は行くのではという声もあります。
あんまり幅があるような気もしますが、タイトル料や対局料のほとんどが非公開なので、そこはご容赦くださいね。

年末の竜王戦で順調に勝ち進んで、豊島竜王に打ち勝てば、「二冠」という呼び名になるそうです。
そして段位も、7段から8段にアップ
そして来年はいよいよ1億円プレーヤーということになるのかもしれません。

竜王戦の豊島竜王には、四戦して一度も勝ったことがないそうですが、レーティングを見ても、藤井棋聖に勢いがあるのは明らか。将棋の神様はどちらに味方するんでしょうね。

年収について見てみましたが、将棋界の仕組みについて勉強することができました。
奥が深いし、ますます藤井聡太という高校生の凄さを思い知りました。

とにもかくにも、2020年の藤井棋聖の行方は目が話せませんね。
がんばれ、藤井くーん!!

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