ローマ法王が来日することが明らかになりましたね。
去年あたりから「来年あたり、ローマ法王が来るらしい」という噂で持ちきりだった長崎では、歓喜の声があがっています。
今回は、被爆地でもある長崎と広島を訪れるとか。
短い滞在日数のようですが、天皇陛下や首相とはお会いされるのでしょうか。
今回はローマ法王の38年ぶりの来日について詳しく迫ってみます。
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ローマ法王の2019年の長崎・広島訪問はいつ?
ローマ法王が38年ぶりに来日されます。
今回は、長崎と広島、そして東京を訪問されるそうです。
キリスト教徒でもない私ですが、長崎に暮らす一人としてかなり喜んでます。
いつ来るの?と気になった皆さん。
ローマ法王が来日されるのは、2019年11月。
23日にタイから日本に入られるそうで、東京に着き、翌日24日に長崎市と広島市の平和公園を訪問されます。
なんと、長崎ではミサも行われるということで、長崎に数多く暮らす信者の皆さんにとっては、この上ないことでしょうね。
前回のヨハネパウロ2世が訪問された時、私は10歳でした。
まだ小学生だった私ですが、その時の長崎のフィーバーぶりはよく覚えています。
2月の雪の舞う長崎に、白い服を身にまとった優しげなローマ法王。
子供にそれだけ強い印象を与えたってことは、当時の盛り上がりがそれだけすごかったということでしょう。
ちなみに、前回も4日間の日程で来日されたローマ法王ですが、前回は2日間かけて長崎と広島を巡られています。
しかし、今回は1日で2つの都市を訪問されるということで、かなりタイトな訪問のよう。そう考えると、余計長崎でのミサはありがたいですね。
場所は、考えられるのは浦上天主堂か大浦天主堂。
前回は、当時の陸上競技場でも行っていますから、ビッグNスタジアムということも考えられるかもしれません。
個人的には、キャパシティには限りがありますが、やはり、せっかく被爆地を訪問地に選んでくださったのなら、唯一の被爆した天主堂である「浦上天主堂」でミサを行ってほしいなという気もします。
それだけのつらいつらい歴史が浦上の地にはありますからね。
天皇陛下とは会われるの?
長崎と広島を訪れた翌日の25日は、東京に戻られます。
ここで、天皇陛下や安倍総理と会われる予定のようですね。
そして、東京ではなんと「東京ドーム」でミサを行われるそう。
やはり、ローマ法王ともなれば、ミサに集まる人数を考えると、これくらいの規模でないと収まりきらないでしょうね。
ちなみに、38年前にローマ法王ヨハネパウロ2世が来日された時も昭和天皇と会見をされた後、当時の鈴木善幸首相と会談されています。
そして東京でのミサは後楽園球場の特設会場で行われたようですね。
今回の訪問については、2014年に安倍総理がバチカンでローマ法王の訪日を要請されています。また、2018年には、長崎市長と広島市長の連名で法王あてに親書が送られています。
核兵器についての世界の問題、そして日本がとっているスタンスがとても危ういものとなっている現代なだけに、このタイミングでローマ法王が来日してくださることは、大変心強い思いがします。
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ローマ法王が来るってスゴいことです
何回も言ってしまいますが、38年ぶりのローマ法王の来日。
前回のヨハネ・パウロ二世が亡くなったことで、ベネディクト16世が就任。
そしてベネディクト16世が高齢を理由に引退し、2013年から現在に至るまで法王を務めるのが現在のローマ法王フランシスコです。
ちなみに、ベネディクト16世のように、存命のうちに法王が退位したのは、約600年ぶりのことだったようですが、この話を聞くと、平成天皇が生前退位されたことを思い出します。でも、平成天皇の生前退位は202年ぶりのこと。
そう考えると、ベネディクト16世の決断ってかなりすごいものだったと思いますね。
話を元に戻しますが、前回の訪問でもローマ法王が訪れた浦上天主堂は、250年というキリシタン迫害に耐えた天主堂であり、その厳しい厳しい迫害のさなかも、いつかパパ様の使いが来るということを信じた信徒たちが守り抜いた聖なる場所です。
当時のキリシタンの人たちは、よもや使いどころかパパ様本人がやってくるなんて、きっと思いもしなかったでしょうね。
そして、今回、38年の年を経ての再訪問。
この辛い歴史に耐えた地で、ローマ法王は何を語るのでしょうね。
長崎を訪問される11月24日はちょうど日曜日。
多くの人たちがローマ法王のことを歓迎する日となることと思います。
私もパパ様をひと目見に出かけたいと思います。
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