とんだ林蘭(とんだばやしらん)さんというアーティストの存在を初めて知りました。

あの渡辺直美さんもおすすめのアーティストということで、どんな方かと思って調べてみると、これまでメディアに大きく取り上げられていないのが不思議なくらいの人でした…。

出身が渡辺直美さんと同じ、しかも同じ中学の同級生でもあると聞くと、すごい人材を茨城も輩出したものだと感心してしまうレベルです。

今回は、とんだ林蘭さんについて迫ってみます。

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とんだ林蘭というアーティスト

とんだ林蘭さんは、1987年生まれの31歳。

東京スカパラダイスオーケストラ木村カエラさん、最近ではあいみょんさんとのコラボをされているアーティストです。

イラストあり、ペインティングあり、動画あり、といろんな技法を駆使しながら、作品を生み出している方ですが、その作風はかなり独特だと思います。

私の個人的な感想としては
「それとそれを組み合わせる!?」
「そこにそんなもの!?」
と言った感じでしょうか。

きっと、思いのままに手と頭を動かして創作活動をされているのではないかと思います。
でも、その発想はやはり凡人にはないものか、と。

とんだ林蘭さんと言えばやはり「コラージュ」ですが、どの作品も度肝を抜かれる組み合わせばかりです。

インスタグラムもファンが多く、どれも独特な「とんだ林蘭」ワールド。

私は、個人的には直筆のイラストが何とも気になります。

個展なども定期的に開催されていたり、それに合わせてオリジナルのグッズも販売されていたり。

定期的にファンが作品に近寄れるチャンスがあることは、いい戦略だと思います。このあたりもファンが彼女を身近に感じられる秘密なのかもしれませんね。

アーティストになるまでの紆余曲折

とんだ林蘭さんがアーティスト活動を始めたのは、25歳のとき。ちょっと遅咲きでしょうか。

それまではと言うと、まずは文化服装学院に通っていたとんだ林さん。そんな彼女が選んだのは洋服の販売員でした。

でも、
「何かもっと面白いことがやりたい」
ということで、なぜか事務職に転職

(事務職から販売員ではなく、販売員から事務職というのがユニークですね…)

でも、事務員の毎日はヒマだったらしく、よく行く洋服屋で落書きをしていたところを、常連さんから
「イラストレーターになれば」
と声をかけられたのが、アーティストへのきっかけだったんだとか。

そこからフリーランスの道を歩き出したとんだ林さんですが、いきなり仕事が舞い込むこともなく、ただ黙々と制作の日々を続けていたそうです。

そこに、あろうことか、インスタの発信を見た木村カエラさんから仕事の話が舞い込んできたといますから、すごいですよね。

確かに、プロをひきつけるだけの個性がとんだ林蘭さんにはあると思います。

そうなると、仕事もあちこちから舞い込んでくるようになり、アイデアを表現する媒体もSNSだけではなく、今ではかなり広範囲に及んでいます。

今でこそアーティスト以外の職業が考えられないような気がしますが、それまでのいろんな偶然も必然だったんでしょうね。

ちなみに、「とんだ林蘭」という名前は、あのレキシさんが命名されたそう。本名は明かされていませんが、以前、渡辺直美さんとの雑誌の対談で、渡辺さんはとんだ林さんのことを「さきちゃん」と呼ばれています。

今のとんだ林さんの作品を見ると、確かに「さきちゃん」より「蘭ちゃん」の方がしっくり来るかも。※これは私の主観ですが。

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渡辺直美さんとの共通点

足立区で生まれ、茨城県石岡市で育ったというとんだ林蘭さん。
実は、渡辺直美さんと同じ出身、かつ同じ石岡中学校の同級生なんです。

渡辺直美さんもいろんな分野で活躍されていて、もはやどういうポジションが本業なんだろうと思ったりしますが、アーティストというのは事実ですよね。

とんだ林蘭さんとの共通点は、それこそコラージュではないかと私は思っていて、とんだ林さんも渡辺直美さんも「自らをコラージュするところ」が、他の人達にない特徴ではないでしょうか。

こんな才能、なかなか巡り会えない気がしますが、それが同じ街の同じ年に二人もいたなんて、恐るべし茨城県、恐るべし石岡中ですね…。

そんなとんだ林蘭さん。普段、生活しながら、いつも周りのものをおもしろくする方法を模索しているそうですが、たぶん、渡辺さんも同じ思考なんじゃないかと思います。

でも、これって、アーティストだけではなくて、私のような凡人にも使える思考法かなと思ったりします。

世の中のすべてが面白くて楽しいものばかりではないですよね。
でも、それなら、モノの見方を考えてみる。違うふうに考えられないか考えてみる。
こんなことを習慣にすると、きっと毎日が充実してくるはずです。

いいヒントをとんだ林蘭さんにもらった気がします。
とんだ林さん、ありがとう。

これからもご活躍、期待しています。

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