和歌山の名産品「みかん」を中心に地元のさまざまな直産品を流通させたり、最近では古民家宿泊施設の運営なども手がける「みかん社長」こと、上野真歳(うえのまさとし)さん。

戌年歳男で今年48歳となる上野さんですが、これだけ多角的な事業をされているということで、その年収が気になりますね。

服はもちろん車など身の回りのものをすべてみかん色のオレンジでコーディネートし、否が応でも目立ってしまう上野さんに迫ってみたいと思います。

すると、そこには、ただの派手なおじさんではなく、考えめぐらされた上野さんの地域創生についての思いが見えてきました。

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みかん社長・上野真歳の年収とは?

和歌山県有田と言えば、遠く離れた九州の住む私にとっても「みかん!」と言えるくらい、有田みかんは有名で美味しいですよね。
皆さんは召し上がったことありますか?

私は以前、静岡に住む親戚が送ってくれて初めて食べたんですが、びっくりするほど濃厚なみかんの味に感激しました。

その有田のみかんをネットで販売するということを、早い時期に始めたのが上野真歳さんです。

今でこそ、いろんなものをネットで買う時代ですが、上野さんが社長に就任した1999年当時はネットショッピングなんてほとんど一般には浸透していなかった時代。
同じ時期にネットショッピングを開始した楽天を利用することを思いつき、周囲に反対されながらも自分の考えを信じ、同じく和歌山の名物の梅干しの販売を足がかりに現在のみかん社長の座に上り詰められました。

そんな上野さんの会社「とち亀物産」は、最近の公表で年商8.6億円
一瞬「スゲ~!!!」と思ってしまいますが、これはあくまでも会社の売上。

従業員も20名弱いるようですし、いろんな経費を考えると、実質のところはよくわからないのが現状です。

でも、ただ、地元の名産品を流通させるだけでなく、そのビジネスモデルも商品とし、古民家運営も行うなど、ある程度の余裕が会社にあるからこそ、いろんな事業を多角化できるということだと思います。それに、ここ数年は新卒も雇い入れていることを考えると、会社成長具合を感じます。

社長の上野さん自身も、外車に乗り、ある程度余裕のある生活をされていることは事実ですので、年収もそこそこあるということでしょうね。

年収となると、超貴重な個人情報ですのでそうそう表に出ることはありませんし、想像するしかないわけですが、48歳の戌年生まれの人の中では、若い頃の苦労もあって充実した生活を送られているようです。

服も車もそんなものまでオレンジ!?

上野真歳さん自身も、自分のビジュアルが多くの注目を集めていることは自覚されているようですが、そこまでオレンジ!?というくらい身の回りのいろんなものがオレンジなんです。

何でも、上野さんのことを見て、オレンジのものを持ち寄ってくれる方もいるそう。その心理、わかりますね。
私も何か上野さんにオレンジ色のものを贈ってみたい…と思いますもん。

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地域創生の考え方がすばらしい

地元にこだわり、そこで採れるみかんを中心にふるさとの魅力を発信し続けている上野真歳さん。

私が共感したのは、地元のよさを本当にわかり尽くし、そのよさを発信し続けることでリピーターを作るのが大事ということ。
何か新しいものを無理やり作っても、いつかは飽きられるのが事実。
そうではなく、そこに住む人達が居心地のいい町を、いろんな形で外に発信し、足を運んでもらうというのが理想のようです。

実は、私も、自分が生まれ育った町を、魅力がたくさんのこの町を、どうにかして廃らせることなく維持させていきたいと思っています。
まさに、上野さんの考え方がピタリ当てはまるな~と思ってしまいました。

同い年で遠く離れた和歌山という地で頑張っている上野さんという人物を今のタイミングで知れたことは、2018年の大発見です。
上野さんの考えをコピーしながら、自分の町の創生にがんばって行きたいと思います。

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