病気説が取り沙汰されている、北朝鮮の最高指導者・金正恩(きむ・じょんうん)氏。

命に関わる状態なのでは?と聞くと、気になるのが後継者問題です。
後継者は誰なんでしょうね。

普通なら子供が一番に浮かぶところですが、金正恩氏には何人の子供がいるのか。
はたまた、妹の金与正(きむ・よじょん)氏こそ最有力なのではないかという声もあります。

さて、本当のところはどうなのでしょう。
 今回は、金正恩氏の後継者問題に迫ってみます。

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金正恩の子供は何人いる?

北朝鮮の最高指導者である金正恩氏は、2020年で現在36歳。
一国の主としては、若すぎるほどの年齢ですが、いま、そんな金氏の不健康説がまことしやかにささやかれています。

心血管系の手術を受けたことは、北朝鮮内部の確かな情報として伝えられていますが、経過が良好という話と共に、実はあまり状況は芳しくないんじゃないかという話もあるようです。

もし、状況が後者だったとしたら・・・
気になってくるのは、後継者問題ですよね。

普通なら、1番の候補となるのは、何と言っても子供のはず。
金正恩氏には子供が何人いるのでしょうか。

金正恩氏は2009年に李雪主(り・そるじゅ)氏と結婚し、その後3人の子供が誕生したと言われています。

「と言われています」というのも、実は真実が明らかにされていないんですね。

金正恩氏は北朝鮮の3代目の最高指導者ですが、父も祖父も、妻や子供たちの詳細については、明らかになっていない部分が多く、やはり金正恩氏もはっきりと公表はしていません。

子供が3人いるという話は、多くの情報で一致しているところですが、男女のどちらかということは、意見のわかれるところです。
一番上の子供が男児という話もありますが、それでもまだ十代前半。
跡を継ぐにはまだまだ早すぎますね。

金正恩の後継者は誰?

子供はまだまだ小さいようですが、金正恩氏自身も父親が亡くなって後を継いだのは20代後半。まだまだ我が子に後を託すのは無理でしょうね。

では、金正恩氏に「もしも」のことがあった時、しっかりと跡を継げる人がいるのでしょうか。
現在、最有力と言われている人はいるんですよね。

それは、金正恩氏の妹・金与正(きむ・よじょん)氏です。
これまで「人当たりのよさ」が自国はもちろん、他国からも評価を受けていた金与正氏ですが、ここに来て、突然攻撃的な性格が国内外の関係者を驚かせているようです。

でも、それは元々、金与正氏が厳しい性格だったわけでなく、政治的な戦略があるみたいですね。

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後継者最有力は妹の金与正?

国の政治のトップの場に、最高指導者の傍らでその妹が執務をこなす光景は、私たち日本人にとってはあまりなじみがありませんね。

しかし、金与正氏は兄の金正恩氏が父の後継者となってから、公の場に姿を現すようになりました。
先ほども書いたように、元々は穏やかな笑顔で場を和ませながらも執務にテキパキとあたっていたようですが、ここに来て、その言動に厳しさが増したことが伝えられています。

これまでの「最高指導者一家のお嬢様」というポジションではなく、一人の政治家として周囲が扱うことで、金与正氏の影響力を高めていくことが理由ではないかと言われています。

そして、揺らぐ北朝鮮の国力を対外的に誇示するため、というのも、金与正氏が変貌した理由の一つでしょう。

さまざまなことがベールに包まれた国ですので、どこまでが真実かはわかりませんが、父親の生誕記念日というこの上ない重要なイベントを欠席したことを見ると、健康に何らかの問題が起きていることは間違いないようです。

危機管理の意味でも、一番信頼を置いている実の妹に後を託すことは「アリ」なのかもしれませんね。

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