小学5年生のあるお母さんが、体育の時、体操服の下に下着を着ないようにという校則は酷い!とTwitterでつぶやいたことが話題になっています。
私も、今高校生の長女が小学校時代、同じ問題に行き当たって、先生と話し合いをしました。
だから、まだこんなルールがあるのか…と、今回改めて思いました。
多分、こんな不思議な校則、不可解な学校ルールっていろいろあるんでしょうが、学校の中の実態って、普段はなかなか外に伝わらないですからね。
なぜ、体操服の下に肌着を着てはいけないのか。その学校側の見解を見てみましょう。
そして、私が解決した方法もお伝えしていきます。
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体育の時の肌着問題!体操服の下は?
学校の細かいルールって、実は保護者に伝わっていないことも結構あると思います。
その一つが、今回話題になっている体操服の下の肌着問題。
私も長女が小学校に入った時、すぐにぶち当たった問題でした。
体育の時に肌着を脱ぐというルールを知った経緯は思い出せませんが、頭の中は「どうして?」と疑問だらけで、すぐに担任の先生にお尋ねしたのを覚えています。
ネットにもたくさん声があがっているように、先生の回答は
「汗をかくと肌着が濡れるので、それを着たままだと風邪をひくから」
というものでした。
娘はまだ1年生でしたが「上級生の子もですか?」と尋ねると、基本的にそうだということ。でも、うちの小学校ではブラの着用は許されていたようです。
もちろん、そこでは引き返せませんでしたよ。
多くのご家庭で、多分、小学生の体操服って、週に一度持ち帰るものだと思います。
汗をかいて、風邪をひくかもしれないというレベルの「汗」をかいた体操服を、袋に入れて教室に置いておくことは不衛生ではないのか?
低学年とはいえ、体の線がすけて見えたりするし、個人差があるので中学年でも女の子には厳しいルールではないのか。
ちなみに、その担任の先生にも、私と同じ年頃の女の子がいて、先生も100%そのルールに賛同しているわけではない感じでしたね。
私はどうにも納得できなかったので、それ以降は娘に替えの下着を持たせました。本人、着替えることを面倒くさがったり、忘れることもありましたが…。
そもそも肌着の意味を考えると
保育園や小学校に子供を通わせていてよく感じていたのは、もともと肌着を着せない保護者の方が多いことでした。夏場は特に、Tシャツ1枚という子供が多く、元々寒がりな私は自分自身が夏でも肌着は手放せないので、子供たちにもランニングやキャミソールを着せていた派。
なので、今回の肌着問題を問題と感じない方も多いのではないかと思っています。
そもそもの肌着の目的を考えると、特に「汗」をかくことを問題視するなら、肌着の一番の目的は「汗取り」です。
でも、その汗取りを肌着の代わりに体操服にさせるのなら、やはり使ったら持ち帰る指導と体操服が乾く時間も考えて体育の時間を組むべきです。
その他にも、肌着には保温や服を汚さないという目的もあります。
思うに、汗を直に吸い取った体操服って、黄ばむ度合いが早いと思います(苦笑)。肌の脂や汚れも直接つきますし。
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まずは学校に問い合わせを
今回の問題のTwitterのお母さんは、その後学校に問い合わせをされたのかが気になっています。
思ったことを書き込む手段としてTwitterを利用されるのも1つのやり方ですが、今回のような問題はまず学校に直接聞いてみることですね。
きっと他にも学校には不思議なルールがいくつもあります。家庭であーでもない、こーでもないと考えて、疑心暗鬼になるより、問題を前向きに解決していく方が子供のためにもなりますし。
ルールも慣例化してしまって、もはや先生たちもどうしてそんなルールが存在するのかわからないまま、子供たちに守らせているものもたくさんあるような気がします。
いろんな規則で子供たちの集団生活をまとまったものにすることは大切なことですが、機能的でなかったり、どう見ても矛盾の生じているようなものは、学校に断固抗議もアリだと思っています。
私も自分の娘の肌着問題は、替えの下着をもたせるということで解決させましたが、その選択もあるということを、全校児童に示してもらうよう依頼しました。そこから先、どうするかは保護者の判断ですからね。
とにもかくにも、学校という閉鎖された空間での問題が、少しずつクローズアップされていい方向に向かえばいいなと思います。
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