梅干しを生業にしている竹内順平さんが「マツコの知らない世界」に出演されます。

この番組に出演されるゲストって、割と無名な方が多いですが、この竹内順平さんは、落語家・立川志の輔さんの一人息子ということでさらに注目を浴びていますね。

しかし、なぜ落語の道ではなくて梅干しなんでしょう。

実は私、食わず嫌いで、生まれて40数年間梅干しを口にしたことがないので、梅干しに人生をかける竹内順平さんのことがすごく謎です。
でも、そこには竹内さんを動かした何かがあるんでしょうね。

今回は、梅干しプロデューサーの竹内順平さんに迫ってみます。

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竹内順平の梅干しはどこで購入できる?

竹内順平さんが、切替瑶太(きりかえようた)さんと立ち上げた会社「BambooCut」。バンブーカットと読みますが、竹内さんの「竹」と切替さんの「切」を英語にして、この名前になったようです。

お二人は、共に玉川大学芸術学部の出身の同級生です。ちなみに、竹内さんの方が「パフォーミング・アーツ学科」、切替さんの方が「メディア・アーツ学科」と学んでいたことはすこし違うようですね。

そんな二人がいったんは就職したものの、2年で退社して作ったのが「BambooCut」。

ここのホームページで逸品の梅干しを購入できます。
http://bamboo-cut.jp/

番組内でも紹介される「杉田梅」は世田谷の延楽梅花堂のもの。

この店は、杉田梅に魅せられた「梅おばさん」こと、乗松祥子さんがオープンされた店で、すべてが乗松さんの手作りの品なのだとか。

「杉田梅」は「幻の梅」とも呼ばれていて、無農薬栽培された梅は小田原から仕入れ、3種類の塩をブレンドし作られているそうです。瓶詰で5つぶほど入って税込み1,696円。
高いか安いかは、どうぞ皆さんが召し上がってから判断されてみてはいかがでしょう。

その他にも「すっぱい梅」(税込み1,480円)、「石川一号」(税込み1,048円)など、梅の本場・和歌山県のものを中心にいろんな味わいの梅干しが集められています。

また、「BambooCut」の中心ともなっているのが「備え梅」
その名の通り、東日本大震災などの大災害を経験し、おいしく備える非常食として誕生したのか備え梅です。賞味期限は3年で、1粒500円(税別)もあれば、専用の巾着袋入りの4粒タイプは2,000円(税別)。
この備え梅も「杉田梅」で、乗松さんが手掛けられたものですよ。

落語ではなくてどうして梅干し?

立川志の輔さんの一人息子という竹内順平さん。

幼い頃から落語家の父親を見て、自分もいつかは落語家にという思いがあったそうですが、父親の下に弟子入りするのを3度も断られたことを番組で語っているようです。

そこで、大学を出た竹内さんは、東京糸井重里事務所に就職されます。
ここはご存知、糸井重里さんが代表を務める「ほぼ日」の会社。元々立川志の輔さんと糸井さんとは知り合いのようですので、そんな関係もあっての就職だったのでしょうか。

ほぼ日では2年間アルバイトとして働いていたという竹内さん。ほぼ日スタッフの皆さんからも可愛がられていたようですが、思うところあって退職。それが梅干しだったというわけです。

梅干しは、日本の代表食。この梅干しで楽しいことをいろいろと企画されているわけですが、その内容は梅干しの販売に始まり、いろいろな梅干し企画展、梅干しのキャラクターのコラボ、梅干し作りのワークショップなど、よくもこんなにいろいろ思いつくな~というレベルです。

でも、これらはみんな竹内さんと切替さんが大学で学ばれていたことであり、その実践。古巣のほぼ日も時には利用して、いろんな活動を展開されているようです。

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「好き」って強い

梅干しが食べられない私からすると、梅干しでいろんな企画を練り上げるなんて考えられないことですが、そこはやはり梅干しが好きだからこそなせる業。

もちろん、梅干し以外を取り扱う企画もやられているわけですが、メインのものを1つターゲットに決めて、それを中心に企画を進めて行くって楽しい作業でしょうね。

全国の梅干し好きの注目を浴びて、防災など社会的な活動にも力を入れて、もっと楽しい会社に成長していくでしょうね。

梅干しは食べられそうにありませんが、竹内順平さんの今後はとても楽しみです。

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