先日、寝耳に水の状態で飛び込んできた、政府の「キッズウィーク」計画。

いよいよ安倍総理もその内容を明言し、2018年4月には開始したいようですね。

しかし、世の声を聞いてみると「いらない!」という反対派が多数を占めているようですが、その声は政府に届くのでしょうか。

子供はもちろん、教員にも関係してくるということで、子供のいる先生たちにとってはなかなか問題の多い計画のような気がします。

今回は、「キッズウィーク」計画の考えられる問題点について迫ってみたいと思います。

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キッズウィーク2018年4月開始

政府が、家庭や地域の教育力をあげることを目的に「キッズウィーク」の計画を進めています。

2018年の4月には実施に移したいということで、えらく急な話だなと思うわけですが、いったいどんな内容なのでしょうか。

これは、夏休みなどの子供の長期の休みのうち5日間を、別の平日の週に移し、平日5日間とその前後の土日4日間を加え、最高で計9日間の大型連休を作りましょうというもの。

「キッズ」という言葉から、対象は小学校だけ?と思いがちですが、政府の発表では小・中・高と高校生までが対象となっているようです。

つまり、夏休みを5日間減らして、その分を祝日のない週に持っていって連休を作りましょう!というわけです。

いらない反対派の意見とは?

私が初めてこのニュースをテレビで見た時、該当インタビユーに応えた方では、賛成派が多く、その理由は

「(行楽地など)混まない時期を選んでお出かけができる」という親の意見や

「夏休みは長すぎて早く学校に行きたいと思っていたのでいいと思う」という子供の意見などが流れていました。

確かに、夏休み中やGWなど、どこに行っても人は多いしお金はかかるし、親にとっては疲れ倍増の休日になることが多かったはず。

それが、違う時期に分散することで混雑解消になれば、助かりますよね。

しかし…。

ここのところのネットでの反応を見ると、ほとんど賛成の意見を聞きません。

https://twitter.com/YukiTobari_1212/status/867391386009518081

どれも「うん、うん」とうなずける意見ばかりですね。

そもそも、家族で過ごすために5連休も取らせてくれるのは、やはり大企業でしょうし、両親共働きで必死に家計を支える家庭は、なかなか休みも取れず、結果、子供に悲しい思いをさせるだけなのかもしれません。

かろうじて休みは取れても、どこかに行く資金は急に調達できるわけではないし、親としては頭をかかえるところですよね。

プレミアムフライデーも、ここのところ話題にものぼらない気もしますが、「キッズウィーク」もその手なのでしょうか。

政府は真剣に考えてるのかと言われてもしょうがないですね。

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キッズウィークの問題点は教員にも及ぶ

よくよく考えると、問題点は他にもたくさんあるようです。

夏休みについて考えてみると、暑い中、学校に行って勉強どころではないということで、地域ごとに設定が違う夏休み。

その地域に合った時期に夏休みが設定されているわけですが、そこを「長い休みだからその中から5日間カット」と簡単に言っても、猛暑の中、子供たちを学校にやるのはいかがなものでしょう…。

逆に、寒い地域に住む子供たちは、寒さが程度を超えるから冬の休みが多いわけです。

そこを調整の対象にするのは、何だか矛盾していませんか。

そして、子供たちが通う学校の教員にも家庭はあるわけで、教員世帯の親子の休みをきっちりあわせてあげるなんていうのは、至難の技のはずです。

私は、教員ではありませんが、先生の子供たちって、自分の運動会に親が来てくれない、何なら入学式や卒業式すら来てもらえない、ということも多い中、これ以上寂しい思いをさせるのもいかがなものかと思います。

教育力は一緒に過ごす「時間」ばかりではないはずです。

まとまった休みにどこかへ出かけるという、取ってつけたような「家族像」よりも、子供の一日の終りに少しでも親子で話をする時間がとれるような、朝食のひとときを笑顔で食卓が囲めるような家族にするためには、どんな社会の仕組みが必要なのか。

考えるべきはそこではないかと思います。

子供って「どこかへ行った思い出」って、意外にすぐに忘れます。

でも、何気に親がかけた言葉や取った言動をよく覚えているものです。

経済がいかに回るかを考えるのも政府の仕事ですが、子供の心は経済と一緒に回っていくわけではありません。

本当の意味で、大人が子供に向き合える余裕のある社会が実現するといいですね。

私も一人の親として、地域で子供を見守っていきたいと思う一人の大人として、考えていきたいと思います。

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